二十四節気と七十二候
こんにちは、makiです。
このコロナ騒動のstay home で、本棚の整理をしていたら奥から七十二候の本が数冊出てきました。
買ったのはもう5年以上前だったのにちゃんと読めていなくて。時間があった最中でやっと読むことができました。
旧暦をもとにしての事柄なので今の生活とは少しずれもありますが、大変参考になりました。
旧暦の中身
旧暦とは、太陽暦と太陰暦を組み合わせた太陰太陽暦のこと。
太陽暦は地球が太陽の周りを一周する時間の長さの暦。今の日本ではこちらを取り入れていますね。
太陰暦は月が新月から次の新月になるまでを一か月としている暦。
旧暦は明治5年(西暦1872年)に「改暦の詔書」が出されるまで長年親しまれてきた暦。
旧暦での月日は、新月になったら次の月の1日になる。
面白いことに、春夏秋冬の四季だけでなく、分けた二十四節気(にじゅうしせっき)と、そのまた分けた七十二候(しちじゅうにこう)があって
四季の移ろいをより身近に感じられる考えが取り入れられていました。
二十四節気は立春に始まり、春分、夏至、秋分、冬至の四つの時期の二至二分(にしにぶん)と大寒で締めて一年。
それぞれの四季にある「立」、立春、立夏、立秋、立冬を四立(しりゅう)という。
また、二至二分と四立合わせて八節とされてます。
自然のリズムで、七十二候
七十二候の面白いところは季節の出来事をそのまま名前にしているところ。
田植えや、稲刈りの時期など農作業の目安として農業暦ともいわれていた。といわれるのも納得してしまうものが多い。
今でも根付いている、節分、桃の節句、五節句、彼岸、八十八夜、入梅、土用の丑などの雑節と呼ばれる節目は暮らしに溶け込み年中行事としてなじみがあるのでは?
初候(しょこう)…七十二候において、節気を約5日で分けたもののうち第1のもの。
次候(じこう)…七十二候において、節気を約5日で分けたもののうち第2のもの。二候。
末候(まっこう)…七十二候において、節気を約5日で分けたもののうち第3のもの。三候
何事も次の手を知っていれば備えができます。
生活の知恵として取り入れていきたい。
ここ京都では他の地方より身近に感じられる物事が多くこれらを知っておけばより生活が楽しくなるのでは?と考えています。
これからブログのどこかに書いておきたいなぁ。
覚えられるようになるかな?
今の季節は夏
二十四節気では立夏、小満は過ぎて、芒種(ぼうしゅ)。
ちょうど種まき、田植えの時期。
七十二候では
初候は蟷螂生ず(かまきりじょうず) カマキリが生まれるころ。およそ6月5日~9日
次候は腐草蛍と為る(ふそうほたるとなる)
蛍が明かりをともして飛び交う頃。
昔の人は腐った草が蛍になると信じていたそうな。
およそ6月10日~15日
末候は梅子黄なり(うめのみきなり)
梅の実が熟して色づくころ。
全国各地梅雨入りの時期。およそ6月16日~20日
こうやって見ると楽しいな〜!
次の二十四節気は夏至ですね、
また今年も本格的な暑さ対策に悩まされる時期がやってくるなぁ…( ^ω^)憂鬱・・・